副業って何から始める?迷って動けないあなたのための”最初の5ステップ”

「副業を始めたいけど、何からやればいいのか全然わからない!」
そんなふうに悩んで、検索ばかりして1日が終わっていませんか?
実は、かつての私もそうでした。大学生の頃、「副業」や「在宅ワーク」に興味を持ったものの、情報が多すぎて、逆に迷って動けず……。
「ブログがいい」
「動画編集が稼げる」
「スキマ時間でポイ活」
そんな“おすすめ副業◯選”ばかりが出てくるけど、それが自分に合ってるのかどうかがわからない。やってみたいけど、できる気がしない。
やらなきゃとは思うけど、何から始めればいいのかも分からない……。
そんな日々をくり返すなかで、私はようやく気づきました。
「“副業の正解”を探す前に、“自分に合う副業”を知るべきなんじゃないか?」
この視点を持てたことで、私は“自分に合った”副業を見つけ、
- 月5万円の副収入
- 大学卒業後は就職をせずにフリーランスとして独立
- 月収50万円を達成
という道を歩めました。
でもこれは、私に特別な才能があったわけでも、恵まれた環境にいたわけでもありません。
「自分に合った副業の選び方」を知っていただけなんです。
この記事では、そんな私の経験をもとに、
副業初心者でも迷わず一歩が踏み出せる【5つのステップ】をお届けします。
- 何を選べばいいかわからない人
- 行動に移せずモヤモヤしている人
- 情報を集めるだけで副業が始まらない人
そんなあなたが、“自分に合った副業”を見つけ、実際に行動に移すきっかけとなるはずです。

「偏差値40から慶應」に合格し、大学では独学でYouTubeチャンネルを開設。
そこからオンライン塾を立ち上げ、最高月商50万円を達成。
このメディアでは「ちゃんと成果につながる副業の始め方」を、リアルな体験と一緒にお届けしていきます。
副業は“行動より先に、自己分析”から始めるべき理由

「副業をやってみたいけど、どれがいいのか分からない…」

「副業って結局、才能やスキルがある人しかうまくいかないんじゃないの…?」
──副業を始めようとは思ったものの、こんな不安から調べては迷って、1日が終わる…という人は少なくありません。
でも、これはあなたに「やる気」や「行動力」がないからではないんです。
多くの場合、その原因はただ一つ。
“自分に合った選択肢”を知らないから。
どれが向いているのかもわからないまま、「人気の副業」や「成功者の真似」に飛びついてしまうと、あとあと「自分には向いてなかった…」「こんなつもりじゃなかったのに…」と時間を無駄にしてしまいます。
しかし、本当に大事なのは、成功者の経験をマネすることではなく、自分に合った「方向」や「方法」を選ぶことなんです。
言いかえれば──
副業でうまくいく人に共通するのは、最初にまず【自己分析】ができていること。
この章では、「まず自己分析から始めるべき理由」を3つに分けて、順番に解説していきます。
「おすすめ副業〇選」では動けない
「初心者におすすめの副業◯選」
これは副業について調べていると必ずと言っていいほど検索結果に出てくる記事タイトルかと思います。
──確かに、このような記事は便利で情報量も豊富です。
でも、それらはあくまで“他人が成功した選択肢”の羅列にすぎません。
例えば「動画編集がいいよ」と書いてあっても、
- パソコンのスペックが動画編集をするには足りていない
- 作業時間が平日1時間しか取れない
- そもそも動画を作ることに興味がない
という人にとっては、スタート地点にも立てない副業です。
弊害はスキルや時間に限りません。
例えば、スキルや時間がなくても始められる「ポイ活」。すぐにスマホ1台で始められるし、時間がない人にとっても手軽な選択肢かもしれません。
ですが、あなたの目標が「脱サラをして独立したい!」だった場合、ポイ活で生活費を稼ぐのには限界があるため、あなたに「合った」副業とは言い難いはずです。
こういった“ギャップ”に気づけないまま合わない副業を始めてしまうと、
「思ってたのと違う」「やっぱ自分には無理かも」と感じて、挫折の原因となってしまいます。
成功者のマネだけでは高確率で失敗しやすい
SNSやYouTubeでは、「月収100万!」「未経験から独立!」などの華やかな成功談が目立ちます。
でも──その人がどんな性格で、どんな環境で、どれくらい時間を使って、どんなスキルを持っていたか、まで語られていることは少ないですよね。
他人のやり方をそのまま真似してもうまくいかないのは、
スタート地点が違うからです。
たとえば「ブログ運営」でも、
- 文章を書くのが好きな人
- 分析が得意な人
- コツコツ積み上げが苦じゃない人
──だからこそ続けられて成果が出たわけで、
未経験でできるからと言っても、誰しもが同じように結果を出せるとは限りません。
“自分の取扱説明書”がないと始まらない
副業選びで最も重要なのは、“自分について正しく知ること”です。
つまり、自分にとっての「向き・不向き」「続けやすさ」「モチベーションの源」を明確にすることこそが大事なんです。
たとえば──
- どんな作業なら飽きずに続けられそうか?
- どんな時に達成感ややりがいを感じるか?
- どれくらいの時間・お金・環境があるか?
この“自分の取扱説明書”ができていない状態で副業を選んでも、ピンとこないのは当たり前です。
逆にいえば、この自己分析ができれば、
「自分にとってムリなく続けられる副業」を見つけるのは難しくありません。
大事なのは、外の情報ではなく、まずは自分の内側を見つめることなんです。
ちなみに私の場合、YouTubeで副業を成功させることができたのは
- 学生時代に美術部に所属→クリエイティブな活動が好き→動画編集ならできそう!
- 副業探しの合間に塾講師のバイト経験→自分の考えを言語化して伝えるが楽しい→発信活動
という自己分析ができたからこそです。
副業で失敗しないための“5ステップ”
ここからは、自分にフィットする副業を見つけるための「5つのステップ」を具体的に紹介します。
これは、私自身がゼロから副収入を得るまでにたどった道のりでもあり、相談に乗ってきた多くの人にも有効だった「副業の地図」です。
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STEP1:目的を決める(お小遣い?脱サラ?経験?)
副業を始めるうえで、まず考えるべきことは「なんのために副業をするのか?」ということ。
たとえば──
- 月に数万円のお小遣いが欲しいのか?
- 将来的に脱サラや独立を見据えているのか?
- 本業では得られない経験やスキルを積んでキャリアアップをしたいのか?
このような目的の違いによって、副業の「重さ」が大きく変わります。
たとえば目的が「お小遣い稼ぎ」なら、手間が少なく即金性があるもの。
「脱サラ」が目的なら、将来性やスキルアップが見込める副業が必要になります。
目的を明確にすることが、迷わない選択の第一歩です。
副業を通してあなたが実現したい将来の形がどのようなものか、一度立ち止まって想像してみましょう。
私は大学生のときに副業を始めました。2年生から3年生へと学年が変わる頃のことでした。
周りが就職活動を意識し始めるなかで、漠然と、”時間や場所に縛られないフリーランスを目指したいな”と将来を思い描いていました。
そのため、即金でなくてもいいから、本業にできるくらいの収入を得ることを目標に据えました。
このように、副業を通じてなりたい自分像が明確であればあるほど、自分に合った副業選びができるようになります。
STEP2:条件を整理する(時間・資金・スキル)
次に、「今の自分に何ができるか?」を整理します。
これは、いわば“自分の副業プロフィール”を作る作業です。
たとえば──
• 1日何時間なら副業に使える?
• 初期費用はどれくらいまでなら出せる?
• パソコン操作、文章、デザイン、SNS…何が得意?
このような条件を明確にしておくことで、「時間がかかる副業は難しいな」「顔出しは無理だから動画発信は除外」など、自分に合わない選択肢を外せるようになります。
いまいちピンとこないという場合は以下の質問を参考にしながら、あなたなりの答えをぜひメモ帳などに書き出してみてください。
☐ 副業に使える時間は?(平日○時間、休日○時間など)
☐ 初期費用として出せる金額は?(0円〜数万円まで)
☐ 使えるツールや環境は?(スマホ/PC/ネット環境)
☐ 得意・経験があることは?(例:SNS運用、接客、文章を書くこと など)
☐ 逆に苦手・避けたいことは?(例:電話対応、顔出し、スケジュールの縛り)
ここを一度言語化しておくと、後述のステップで副業ジャンルを選ぶときにブレません。
自己分析こそ、失敗しない副業選びの最大の武器になります。
ちなみに私は当時、以下のような副業プロフィールができ上がりました。
☐ 副業に使える時間は?
→平日は大学の授業終わりの3ー4時間 休日は出かける用事が多いので土曜日だけ
☐ 初期費用として出せる金額は?
→娯楽費用を除くと5万円ほど
☐ 使えるツールや環境は?(スマホ/PC/ネット環境)
→スマホとノートパソコン
☐ 得意・経験があることは?(例:SNS運用、接客、文章を書くこと など)
→物事をわかりやく説明すること
☐ 逆に苦手・避けたいことは?(例:電話対応、顔出し、スケジュールの縛り)
→顔を出して発信をする勇気はない(=最初は顔出し無しでできること)
このよう言語化をしつつ自己分析をすることによって、今まで見えていなかった「やりたい」「やりたくない「できる」「できない」が見えてくるようになります。
STEP3:興味や経験を棚卸しする(過去のバイト・趣味・好きだったこと)
副業を継続するカギは、“モチベーションの源”を知っているかどうか。
そのためには、「興味があること」「やっていて楽しいこと」「人より知識があること」などを一度棚卸ししてみましょう。
たとえば──
• ハマっているゲームの攻略知識×人前で話すのが好きなのでゲーム配信をやってみる
• 本業での経験をもとに、IT専門の業界特化のブログを始めてみる
• 人に何かを教えるのが好きだから、SNSで解説系の発信を始めてみる
こうした「自分にとって身近なものからの選択」は、習慣化しやすく、継続に強いです。
結果として、収益化までの時間も短縮されやすくなりますし、なにより楽しく副業を続けていくことができます。
では、具体的なアクションプランとして、まずはこの3つを書き出してみましょう。
1. 過去に楽しかったバイトや活動は?
→ なぜ楽しかったのか?何が得意だったのか?
2. 今ハマっている趣味・関心ごとは?
→ その情報を誰かにシェアしたくなったことはある?
3. 周りに「詳しいね」と言われた経験は?
→ 自分では当たり前でも、それが“価値”になる可能性があります。
私は副業選びを始めた時は、「自分にお金に変えられるほどの得意なことなんてない…」と思っていました。
過去の経験を振り返っても、誇れることなんて”他人より少しだけ絵が上手い” “プロ講師ほどじゃないけど何かを教えるのは得意”くらいの認識でした。
ですが、自分の「やってみたい」という気持ちを信じていざ発信活動をしてみると
『編集が見やすい!』
『説明がすごくわかりやすかった!』
などと反響をいただきました。
もちろん、いきなりプロレベルというわけにはいきませんでした。ですが、これまでの人生経験で積み上げてきた”他人よりちょっとだけ得意なこと”が土台となり、今では一生物の武器として磨きあがりました。
副業とは、「自分にとって当たり前のことを、誰かの価値に変える作業」でもあります。
これまでの経験や好きなことの棚卸しが、あなたならではの武器を見つける第一歩となるんです。
STEP4:副業タイプを当てはめてみる(労働型・スキル型・発信型・資産型)
ここまで整理できたら、ようやく「どんな副業をやるか」を考えていきましょう。
とはいえ、ここでいきなり『あなたにおすすめの副業はこれ!』と断定できるわけではありません。
以下に代表的なタイプを4つ紹介するので、興味を持てそうな副業を是非探してみてください。
タイプ | 特徴 | 向いてる人 |
---|---|---|
労働型 | 時間と労働力を提供して報酬を得る | まず確実にお金を得たい人 |
スキル型 | 自分の技術を販売する | ライティング・デザイン等ができる人 |
発信型 | 情報を発信して収益化 | 継続して発信できる人 |
資産型 | 資産を活用・構築する | 投資・コンテンツ販売を考える人 |
では、各タイプをもう少し詳しく見てみましょう
労働型(時間を売って稼ぐ)
自分の時間・労働力を提供して、その対価として報酬を得るスタイル。
ひと昔前はアルバイトやパートが主流でしたが、今はスキマ時間でできる単発バイトや、Uber Eatsのようなアプリ型ワークも増え、より柔軟な働き方が可能になっています。
未経験でも始めやすく、比較的すぐに収入を得られる。登録や応募だけで始められる案件も多い。
働いた時間=収入なので、稼ぐには“労力”が常に必要。スキルや経験が資産として蓄積されにくい。
- とにかく今すぐ収入を得たい人
- 特別なスキルや経験がない人
- まずは自分の好きなことを探しに行きたい人
- クラウドワークスでのデータ入力
- Uber Eats配達
- イベントスタッフ
- ポスティング
- 在宅軽作業など
スキル型(スキルを売って稼ぐ)
自分の持つスキル(文章、デザイン、プログラミング、動画編集など)を使って価値を提供し、報酬を得る副業スタイル。クラウドソーシングやスキル販売サイトなどで、案件ベースで仕事を受注できます。
スキルの習熟度に応じて単価アップが可能。ポートフォリオや実績が積み上がり、自分の市場価値が高まっていく。
成果物の質が求められるため、最低限の実力や納期対応力が必要。初心者は最初の案件獲得に苦戦することも。
- 得意な作業や専門スキルがある人
- 努力して市場価値を高めたい人
- クライアントとのやり取りが苦でない人
- ライティング
- SNS運用代行
- デザイン制作
- 動画編集
- 資料作成
- プログラミング(LP制作など)
発信型(情報発信で信頼と収益を積む)
X(旧Twitter)やYouTube、ブログなどで発信を行い、広告や商品販売、案件紹介などで収益化するスタイル。ファンやフォロワーの“信頼”が軸となります。
継続すれば資産性が高く、信頼が収益に変わっていく。発信を通じて仕事の依頼や協業のチャンスも生まれる。
最初は収益が出にくく、成果が見えるまでに時間がかかる。顔出しやSNSでの発信に心理的ハードルを感じる人も多い。
- 自分の意見や経験を言語化できる人
- コツコツ継続して育てるのが苦じゃない人
- 自分の言葉で人に影響を与えるのが好きな人
- X(旧Twitter)運用
- YouTubeチャンネル運営
- ブログによるアフィリエイト
- note販売
- 音声配信
資産型(仕組みを作って稼ぐ)
自分の代わりにお金や仕組みに働かせて収益を得るスタイル。投資や商品販売など、初期段階での戦略構築が必要ですが、継続収入につながる可能性があります。
うまく仕組みが回れば、労働時間に縛られずに安定した収益が発生する。不労所得的なポジションも目指せる。
初期投資や勉強・リスク管理が必要。稼ぐまでに時間と戦略がかかる上、失敗のリスクもある。
- 長期的に収益化を目指したい人
- 勉強や分析が苦にならない人
- 戦略を立てて物事を動かすのが得意な人
- フリマアプリでのせどり(転売)
- Kindle出版
- デジタルコンテンツ販売
- 株式・投資信託
- NFT
- 仮想通貨
自分の【目的】【条件】【興味】をもとに、この4ジャンルのどれが一番フィットするかを見極めましょう。
副業に「正解」はありませんが、「自分にとってのベストな選択」は必ずあります。次のステップでは、それを小さく試していく方法を紹介します。
STEP5:小さく試して、反応を見る(=体感こそ最強の適性診断)
最後は、“実際にやってみること”が一番のチェック方法です。
完璧なプランを立てて、ずっと考え続けるよりも、
「とりあえずやってみる」ほうが何倍も早く向き・不向きがわかります。
たとえば──
- ココナラで“出品だけ”してみる
- noteで1記事だけ書いてみる
- Twitterで興味ある分野について発信してみる
などなど、大きな一歩を踏み出さずともできることは沢山あります。
もし合わなければ、すぐやめればいいんです。小さく始めてすぐに撤退することができれば、それは遠回りでなく、自分について深く知る”きっかけ”になります。
逆に言えば、まずはなにかしらやってみないと「意外と楽しい」「これ向いてるかも」は絶対に見つかりません。
小さな一歩が、次の一歩を引き寄せます。
まとめ:副業に挑戦してみたいあなたへ
ここまで、副業で失敗しないための5ステップをご紹介してきました。改めて最後に、ここまでのステップを一緒に振り返りましょ
副業は、“正解を探すもの”ではありません。
“自分から逆算して選ぶもの”です。
私自身、最初は「ブログが稼げるらしい」「動画編集が人気」といった情報に振り回されて、いろいろ試しては挫折をくり返していました。
でもあるとき、「自分は何を目指してるんだっけ?」「どんな条件なら続けられる?」と、自分の目的・条件・興味・スキルを冷静に整理してみたんです。
すると、普段よく見ていたYouTubeと、アルバイトでの塾講師の経験がつながり、発信を軸にした副業がしっくり来ると気づきました。
そこからは、不思議なほどスムーズに行動できるようになり、少しずつ成果も出始めました。
「自分に合った副業は、ちゃんと“自分の中”に答えがある」
このことに気づいてから、副業に対するモヤモヤや焦りはなくなりました。
目的・条件・興味・スキル──
それらをしっかり整理すれば、自分に合った副業は必ず見えてきます。
あとは、小さく一歩を踏み出すだけです。
たったこれだけでも、“迷いの霧”が少し晴れていきます。
そして、その一歩が、数ヶ月後の自分を大きく変えるきっかけになります。
焦らず、完璧を目指さず、でも確実に。
まず目の前のできることから、始めてみましょう。